【DL】無断戦士 【作者】むだん 【ジャンル】逆転裁判風アドベンチャー 【総プレイ時間】40分
主人公・前原圭一はオヤシロ弁護士。初のオヤシロ裁判で、殺人事件の弁護をすることになった。
被告人は鷹野三四。被害者は鷹野の恋人だった富竹ジロウだ。
初のオヤシロ裁判に臨む圭一だが、裁判が進むにつれ意外な事実が明らかになって……？
逆転裁判風オリスク。全4話構成のうち、第1話・第2話予告・オマケが遊べます。
実際に最後までプレイできるのは第1話だけですが、十二分に楽しめます。
被告人が鷹野、被害者が富竹となっているのですが、鷹野さんのキャラがすごい。
「ジロウさんがいない人生なんて……」「しっぽりと死なせてくれないかしら」「私を有罪にして頂戴！」などのカオスワードがどんどん飛び出します。いまだかつてこんなに富竹ラブな鷹野さんがいただろうか、いやいまい。
富竹×鷹野ファンなら飛び上がりたくなるような展開かもしれません。デレデレ鷹野に萌え。
裁判が進むと、新キャラが証言台に立ちます。
その名も富竹タロウ。富竹ジロウの双子の兄弟です。
双子だけあって性格も似ている……と思いきや、ウソ証言を看破されるとブチキレ逆上。
このあたりも逆転裁判のパロディだけあってよく似ています。逆裁の犯人はどの人も逆上＋自白のコンボですよね。
ラストシーンで、証言台に立っていた富竹タロウは実はなりすましていたジロウだったことが発覚。
勘違い（兄弟喧嘩）から双子の兄弟を殺し、被害者面をし、恋人を貶める。まさに暴走機関車です。トミーは、実はキレると怖いキャラなのかもしれません。もっとも、逆上してから逮捕されるまでの早さも機関車並みですが……。
裁判終了後は、圭一の気になる独白で締めくくられます。
ど、どういうこと！？ 本家（逆転裁判）からすると、一流弁護士キャラのレナが死ぬことになるのではないかと思うのですが、予告編を見ると魅音も死亡フラグが立っているような。レナはむしろ犯人役のようですよね。でも「この次回予告は本編とまるで関係ありません」と書いてあるから、やっぱりレナが死亡？ ど、どっちだー。
オリスクで逆転裁判の雰囲気を出すのは難しいと思うのですけれども、キャラの雰囲気などよく出ていました。本家と違い、推理をミスしてもペナルティがないので、わざとミスして周囲の反応を楽しむことが出来るのも○。2話以降もぜひプレイしてみたい作品です。
【DL】ひぐらしオリスク専用アップロード掲示板 【作者】半魚鳥 【ジャンル】ギャグ・恋愛 【総プレイ時間】40分
ひぐらし二次創作恋愛アドベンチャー「恋する魅音はせつなくて圭ちゃんのことを想うとすぐ死亡フラグが立っちゃうの」の体験版。ゲームの説明と、本編の序盤がプレイできます。
魅音が主人公の恋愛アドベンチャー。プレイ開始5分で死ねるのにビックリ。
おもちゃ屋で圭一に人形を貰えなくて傷ついた魅音。その夜、誰かに相談して悲しさを晴らそうとします。ここで「詩音に相談する、レナに相談する、誰にも相談しない」の3つの選択肢が出現。
「詩音に相談すれば目明し編、レナに相談すれば綿流し編、……ということは誰にも相談しないのが正解だろう！」と最後の選択肢を選んだところ、速攻で「魅音は死にました」の文字が。
み、見事な死亡フラグの立ち方です。体験版での死亡エンドはここだけのようですが、本編でも一発死エンドがあるようですし、気が抜けなさそうですね。
本編も面白いですが、「ゲームの説明」での魅音と悟史の掛け合いも面白かったです。
「惨劇を回避して、圭ちゃんともうまくいけば……ラブラブなハッピーエンドが見られるらしいよ」「へそで茶が沸かせるよね」あたりで吹き出しました。夢見がちなボケと辛口なツッコミのコンビが絶妙。
ただ少し気になるのは、テキストウインドウの色。蛍光の黄緑色で、見ているとチカチカして眩しい。特にバックログの文字色（黄色）がウインドウの黄緑とかちあうと、かなり読みづらくなってしまっています。もう少し彩度の低い色合いにして貰えると、ぐっと読みやすくなるはず。
ひぐらしはオリスク作品が多くありますが、選択肢がある普通のゲームというのはほとんど見ないので楽しみ。
本編にも期待しています。
【DL】ひぐらしオリスク専用アップロード掲示板 【作者】半魚鳥 【ジャンル】ギャグ 【総プレイ時間】15分
祭囃し編の後、梨花・沙都子・羽入は一緒に暮らしていた。
ある日、赤坂からの電話が入る。なんと久しぶりに雛見沢に来るというのだ。
赤坂のことが気になる梨花は、二人だけのデートを計画するが……？
「恋する魅音はせつなくて圭ちゃんのことを想うとすぐ死亡フラグが立っちゃうの」延期お詫びオリスク。
……と銘打たれてはいますが、魅音はほとんど出番がありません。梨花・羽入・沙都子・赤坂を中心にしたドタバタコメディです。赤坂とのデートを想像するたびにテンションが上がりすぎて、周囲の人間（主に羽入）に照れ隠しパンチをする梨花が可愛い。本編の魅音と圭一にも、このようなデートシーンはあるのでしょうか。
【DL】ひぐらしオリスク専用アップロード掲示板 【作者】まこと 【ジャンル】シリアス 【総プレイ時間】20分
悟史を見舞いに来た魅音は、会話しながら失踪直前の悟史を思い出す。
アルバイトを斡旋したことを、魅音は後悔していた。あの時にアルバイトをさせなかったら、もっと楽な仕事を紹介していたら……。三年経った今、魅音は悟史から全く同じ相談を受ける。
入江編・詩音編の後のお話。
前2編でも思いましたが、相変わらず感情描写が素晴らしい。追い詰められた悟史と、不安げな魅音の心情がよく伝わってきます。メインではありませんでしたが、大石関連のシーンも良かった。事情聴取時のあの必死さは悟史を逮捕したいがためだと思っていましたが、園崎家に悟史を消されるのを防ぐためという意図もあったのですね。そういえば大石は園崎黒幕説だったのですから、そう思ってもおかしくありませんね。
また、今回から前作までのお話がパックされるようになりました。前編をやろうと思ったときにすぐにプレイ出来るようになり、便利。ただ、シナリオが終わりタイトル画面に戻る際に毎回「ひぐらしのなく頃にのインストールされているフォルダを〜」という入力画面が出てしまうので、そこは次回から修正していただけると有難いです。
ラストの終わり方にはビックリ。ええええ、ここで終わりますか！ 前編で良いムードで終わったから気付いていませんでしたが、悟史にとってはここ三年の記憶が無く、園崎家が北条家への態度を反省し改めたことなど全く知らないのですよね。それを考えると「……どうして、僕が、園崎にお金をもらえるんだい」という悟史の言葉も納得です。しかし「もう村八分にされることがない」と感じるためには、現在の状況を受け入れている沙都子と一緒に暮らすしかなさそうです。入院している間に言葉だけで謝罪を聞いても、実感が沸かなさそう。
今回はもろに続き物という感じでした。うう、続きが気になる。
【DL】ひぐらしオリスク専用アップロード掲示板 【作者】半魚鳥 【ジャンル】ギャグ 【総プレイ時間】15分
雛見沢に帰ってきた悟史は、沙都子と一緒に住み始める。
だが悟史が帰ってきて以来お払い箱にされていた圭一の怒りがついに爆発。
「真のにーにーは誰かということを決めようじゃないか！」
こうして「にーにー選手権」が開催されたのだった。勝負の行方は一体どうなるのだろうか。
にーにー候補は悟史・圭一・入江・魅音の4人。
司会者・詩音の出すお題に従いスピーチをしながら、優勝者を決定します。
目明し編の直後に出たオリスクなので、詩音と沙都子の仲はあまり良くありません。悟史と二人っきりの時間を作るため、なんとか沙都子を悟史以外に預けようとする詩音の強引な押しがすごい。
出てくるキャラクターがほとんどぶっ飛んでいるので、ほぼ唯一と言っていいまともな人間である沙都子の苦労もひとしお。周囲の発言の言動に右往左往する沙都子に笑いました。
「！」「？」の後にスペースがなかったことだけが気になりましたが、それ以外はスラスラ読めました。
小粒ながらも面白いオリスクです。鷹野さんはまさにねーねーって感じですよね。
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